top of page
TEEDARSバスケットボール道場
普段の生活で心がけること
スポーツ選手として普段の生活で心がけること。
試合で活躍するためには、普段の生活でどれだけ意識できるかが重要です。
◆大会の前日まで
-
感謝の気持ちと主体性を常に持ち、それを必ず行動で示して下さい。感謝の気持ちは、当たり前のことでも「自分のためにやってくれている」ことを感じとり、その気持ちを言葉でしっかりと伝えることが大事です。主体性は「自分で"責任を持って"考え、判断し、行動する」ことです。誰かに言われてやるのではなく、自ら進んで行動することです。また、その判断や行動に責任を持てるかどうかが、"主体性"と"自主性"との違いです。レベルの高い選手やプロの選手は、感謝の気持ちと主体性を必ず持ち合わせています。
-
家庭や学校といった普段の生活での姿勢や動作が、バスケットのプレーにも大きな影響を与えます。2時間程度の練習時間の中でいくら姿勢や動作を正しくしようとしても、それ以外の時間の方が圧倒的に長いため、思っているよりも効果はありません。普段の生活で姿勢や動作を意識して良くすることが一番効果的です。「怪我予防とパフォーマンス向上」ページにある「5.普段の生活で意識すること」を参考にして下さい。
-
自宅トレーニングメニューのスタティックストレッチは、寝る前にやって下さい。スタティックストレッチは柔軟性の向上だけでなく、体の疲労回復にも有効です。また、スタティックストレッチを行うことで副交感神経が刺激されて安眠にも繋がります。
-
寝る時に布団に入って目を閉じてからイメージトレーニングをして下さい。自分がすごいプレーで活躍している姿や、チーム全員で喜んでいる風景をイメージして下さい。イメージトレーニングは、身体的にも精神的にも良い効果を与えてくれます。私が高校生の頃、田臥勇太選手(現・栃木ブレックス)の試合をテレビで見て「このノールックパスすごいな!」と感動し、いつかやってやろうと毎日イメージしていたところ、数日後の練習試合で突然そのプレーができました。そのくらい効果があるのです。
-
なるべく早寝早起きをして下さい。また、睡眠時間はなるべく多く取って下さい。ゴールデンタイム(22:00~翌2:00)は特に重要です。
-
小学生の理想的な睡眠時間は10~11時間、中学生は9~10時間と言われています。日本の子どもの睡眠時間は世界でも短く、「8時間くらい寝れば大丈夫だろう」というイメージがあるかもしれませんが、実は足りていません。
-
就寝の2時間前までに夕飯を食べ終えるようにして下さい。食べた物を消化するために必要な時間は2時間と言われています。食べた直後に寝ようとしても、食べ物を消化するための胃の働きが活発化し、睡眠を妨げる要因になります。
◆大会当日
-
感謝の気持ちと主体性を常に持ち、それを必ず行動で示して下さい。
-
試合開始時間から逆算して起床して下さい。起床から運動をするまでに4~5時間は空けた方がよいと言われています。
-
試合開始時間から逆算して朝食を取って下さい。集合前に必ず自宅で食べて下さい。食べた物をエネルギーに変えるために必要な時間は2~3時間と言われています。
-
試合と試合の間にエネルギーを補給したいけど時間がない場合は、消化のよい炭水化物(糖質)がオススメです。2時間程度空くのであれば普通にお弁当で構いません。1時間程度しかなければオニギリやバナナ、試合が連続してほとんど時間がない場合はエネルギー系のゼリー飲料が良いでしょう。
bottom of page